既婚者が「独身」を名乗る時代——マッチングアプリで身を守るために知っておきたいこと

コラム

既婚者が「独身」を
名乗る時代

——マッチングアプリで身を守るために
知っておきたいこと

2026年5月18日
#マッチングアプリ
#結婚前調査
#心理学
#浮気調査
既婚者が独身を偽る——マッチングアプリの闇

——マッチングアプリに潜む「独身詐称」のリスクと、身を守る方法を心理学の視点から解説します。

「この人と一緒にいると幸せだ。でも、本当に信じて大丈夫だろうか」——マッチングアプリで出会い、真剣な交際に発展したとき、ふとそんな不安が頭をよぎったことはないでしょうか

週末になると決まって会えない。家に招いてもらえない。電話をかけると出られないことがある——そうした違和感を「考えすぎかな」と打ち消しながらも、心のどこかでずっとモヤモヤしている

残念ながら、その違和感は正しいかもしれません

CHAPTER 01

マッチングアプリの
「見えない相手」問題

かつて恋愛や結婚への出会いは、職場・学校・友人の紹介が中心でした。共通の知人がいることで、相手の素性をある程度確認できていたのです。

しかしマッチングアプリの登場で、出会いのあり方は根本から変わりました。相手が何者であるかは、本人が語ることだけを頼りにするしかない環境です。

衝撃の数字
マッチングアプリ利用者のうち
約30%
何らかの虚偽情報を登録していた
という調査報告も

年収の水増しや職業の詐称はもちろん、中でも深刻なのが既婚者による「独身詐称」です。「真剣な出会いを求めて」と信じてアプリを使う人たちが、知らないうちに不倫関係に引き込まれているケースは後を絶ちません。

CHAPTER 02

既婚者が独身を偽る
——典型的な手口

01
週末・祝日に会えない

平日の昼間や夜にしか会えない。週末や連休は決まって姿を消す相手は、家族との時間を優先している可能性。

02
自宅に招いてもらえない

「部屋が散らかっているから」「リフォーム中で」などと理由をつけ、決して自宅に上げてもらえない。既婚者にとって自宅は最もリスクの高い場所です。

03
電話に出られないことが多い

夜間や週末の電話に出られない。折り返しも遅く、別の場所に移動してから連絡してくるパターンの繰り返し。

04
SNSでの繋がりを避ける

FacebookやInstagramなど、実名や生活の様子がわかるSNSでは繋がろうとしない。「SNSはあまり使わない」と言い訳することが多い。

05
記念日や長期休暇に会えない

クリスマス、年末年始、ゴールデンウィーク——家族行事が発生する時期に決まって用事ができる

30代の女性が、マッチングアプリで出会った男性と半年間交際し「そろそろ結婚の話を」というタイミングで調査を依頼。結果、彼は既婚者であり、さらに複数の女性と同時進行で交際していることが判明しました。「まさかと思った。でも週末に会えないことが多かったのは、最初から気になっていた」

CHAPTER 03

なぜ嘘をつき続けられるのか
——心理構造

「そんな嘘、続けられるはずがない」と思う方もいるかもしれません。しかし心理学的には、人は一度ついた嘘を正当化し続けることで、▶︎ 罪悪感を薄らげていくメカニズムを持っています。

嘘を続ける3つの心理メカニズム

01
「自己正当化」のメカニズム

「家庭では満たされていない」「妻(夫)とはもう心が離れている」——心理学では「認知的不協和の解消」と呼びます。自分の行動と価値観の矛盾を、都合のよい解釈で埋めようとする。

02
「区画化」による感覚の麻痺

心理学的防衛機制の一つ「区画化」によって、家族といる時間と交際相手といる時間を心の中で完全に切り離す。それぞれの場面で「それが当たり前」として振る舞い、罪悪感を感じにくくなる。

03
「バレなければいい」感覚の慢性化

嘘をついても問題が起きなかった経験が積み重なるほど、リスク感覚が鈍くなり、罪悪感すら感じなくなっていく——これが常習化する構造。

CHAPTER 04

「恋は盲目」が
判断を狂わせる

「まさか自分が騙されるとは」と思っている方ほど、注意が必要なことがあります

恋愛感情が生まれると、脳内ではドーパミンやオキシトシンといった神経伝達物質が大量に分泌されます。これが「恋は盲目」と言われる状態の正体で、相手の欠点が見えにくくなり、好意的な解釈をしやすくなります。

「認知のゆがみ」の典型例

  • 週末に会えない理由を「仕事熱心な人だから」と解釈する
  • 自宅に招いてもらえないのを「几帳面な人だから」と思い込む
  • 電話に出られないことが続いても「忙しい人だから仕方ない」と納得する

心理学の「一貫性の原理」によると、人は一度信じ始めた相手に対して、それを覆す情報を本能的に遠ざけようとします。「この人はいい人だ」という信念が固まるほど、矛盾するサインを「例外」や「誤解」として処理してしまうのです。

40代の女性。「前の夫に浮気をされて離婚した。新しい恋人ができたけれど、また騙されるのが怖くて素直に信じることができない」と話してくれました。調査を依頼した結果、彼は誠実な人物であることが確認されました。「安心して関係を進められる。疑い続けたままでいなくて本当に良かった」

CHAPTER 05

既婚者詐称の
典型的なサイン

複数当てはまる場合、注意が必要です

時間・場所のサイン


  • 週末・祝日・年末年始など家族行事の時期に会えない

  • 会える時間帯が平日の特定の時間帯に限られる

  • 自宅に招いてもらえない、住所を教えてもらえない

  • 待ち合わせ場所がいつも特定のエリアに限定される

連絡・コミュニケーションのサイン


  • 夜間や週末の電話に出られないことが多い

  • LINEの返信が不規則で、夜間は特に遅い

  • SNSでの繋がりを避ける、プロフィールが非常に薄い

  • ビデオ通話を嫌がる、いつも断られる

関係の進展に関するサイン


  • 交際期間に比べて関係の進展が不自然に遅い

  • 友人や家族に紹介してもらえない

  • 将来の話をすると話題をそらす

  • 旅行や長期の計画を立てることを回避する

CHAPTER 06

再婚・婚活市場に潜む
特有のリスク

再婚を考えている方にとって、相手の「過去」は将来の生活に直結する重要な情報です。前の結婚が破綻した理由、子どもとの関係性、養育費の支払い状況——一緒に生活を始めてから「知らなかった」では済まされません

「離婚した理由は相手のDVだった」と話していた男性が、実際には自分の不倫が原因だったケースも。「子どもとは良好な関係」と言いながら、実際にはほとんど連絡を取っていないケースも珍しくありません。

特に注意
「離婚協議中」「別居中」の罠

離婚協議中や別居中なのに「もうすぐ離婚が成立する」と言い続け、何年も引き延ばすケースも。この段階での交際は、法的に不倫関係と判断される可能性があり、将来的に▶︎ 慰謝料請求の対象になるリスクも。

「知らなかった」では済まされないリスクが、
婚活・再婚市場には潜んでいます。

CHAPTER 07

結婚前調査という
賢い選択

「好きな人を調査するなんて、相手を疑っているみたいで申し訳ない」——そう感じる方は多いでしょう。しかし、視点を変えてみてください

結婚は人生最大の決断の一つです。家を買うとき、転職するとき、誰でも事前にリサーチをします。なぜ人生を共にするパートナーについてだけ、確認することがためらわれるのでしょうか

大切な視点

事実を知ったうえで「やっぱりこの人を選ぶ」と決めること——
それが最も誠実な形の信頼であり、二人の関係を本当の意味で強くする基盤になります。

結婚前調査でわかる4つの領域

01
基本的な素性

婚姻状況(本当に独身か)、過去の離婚歴・子どもの有無、実際の職業・勤務先

02
経済状況

実際の収入水準、借金・ローンの有無、ギャンブルや浪費の傾向

03
生活・人間関係

職場での評判、家族との関係性、生活習慣(飲酒・ギャンブルなど)

04
交際状況

マッチングアプリの並行利用、複数交際の有無

結婚後に「知っていれば…」と後悔する前に、事前に確認できる大切な判断材料です。

過去の傷を繰り返さないために、
まず正しい情報を手に入れることから。

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